水のコラム
お風呂をプール代わりに使うときの注意点|安全に楽しむためのポイント【水道職人:プロ】

夏になるとよく水遊びをしたがる子どもも多いかと思いますが、家でビニールプールを用意するとなると、空気を入れて水をためて、遊んだあとは片付けて乾かして……と、なかなか手間も労力がかかりますよね。
庭やベランダのないお住まいであれば、そもそも置き場所に困ってしまうこともあります。
そこで手軽で便利な代替案として出てくるのが、お風呂場の浴槽を使ったプール遊び。
天気に左右されず日焼けの心配もありませんので親御さんにも優しい遊び方ですよね。
ただし、お風呂ならではの気をつけたい点もいくつかあります。
今回のコラムでは、お風呂をプール代わりに使う際に知っておきたい注意点や、遊んだあとのお手入れで気を付けておきたいポイントなどについて整理しながら解説します。
目次
お風呂をプール代わりにするメリット

浴槽でのプール遊びには、屋外にビニールプールを用意する場合とは違った手軽さがあります。
天候や日差しの影響を受けにくい
浴室なら、雨や風が強い日でも気にせず水遊びができます。
また直射日光が当たらないため、日焼けを気にせず遊べるのも利点でしょう。
ただし、屋内であっても室温や湿度が高くなってしまうことはあります。
浴室内が蒸し暑く感じる場合は適度に換気を行い、子どもの様子を見ながら無理のない時間で切り上げるようにしてください。
準備と片付けの負担を減らせる
ビニールプールは、空気を入れるところから始まり、水をため、使用後は乾かしてからまた収納する必要があります。
浴槽を使えば、プール本体を準備したり、遊び終わったあとの片付けにもそこまで手間はかかりません。
使用後の浴槽のお掃除や、浴室内の換気などは意識する必要がありますが、ビニールプールを設置できる場所や収納スペースがないご家庭でも取り入れやすい遊び方と言えます。
近くで見守りやすい
浴室という宅内の限られた空間ですので、子どもの動向を確認しやすい点も大きな利点でしょう。
とはいえ、目を離してもいいということではありません。
浴室では子どもの溺水事故が毎年起きており、水深が浅くても危険はあります。
屋外のプールより安全と過信せず、浴槽ならではの注意が必要です。
基本的に水遊びをしている間は浴室内に付き添い、すぐに手を伸ばせる位置で見守るようにしてください。
続いて具体的な注意点についても確認していきましょう。
(参考:こども家庭庁「水の危険は近くにあります、みんなで危険回避!」)
水遊びの前に知っておきたい注意点

手軽に楽しめる一方で、浴室ならではの気をつけるべき注意点もあります。
遊び始める前に、浴室内の環境や水の状態を確認しておきましょう。
遊んでいる間は目を離さない
最も大切なのは、大人がそばを離れないことです。
水深が浅くても、転倒して口や鼻が水に浸かれば溺れる危険は十分にあり、声や音を発する間もなく静かに溺れることも少なくありません。
水遊び中は、必ず大人が手の届く範囲で見守ってください。
タオルや着替えを取りに行くなど、わずかな時間でも浴室を離れる場合は、子どもも一緒に連れ出すなど慎重な対応を心掛けましょう。
残り湯ではなく新しい水を使う
前日の残り湯には、入浴した人の汗や皮脂などが多量に含まれています。
水遊びでは長い時間肌に触れたり、誤って口に入ったりする可能性もあるため、新しく張った水を使いましょう。
浴槽も先に軽く洗っておき、洗剤などが残らないよう十分にすすぐのもお忘れなく。
水温と室温を確かめる
夏でも冷たい水に長く入っていると、体は冷えてしまうものです。
逆に浴室内が蒸し暑ければ、屋内でも熱中症など体調を崩すおそれもあります。
子どもを遊ばせる前に水温や室温を確認し、追い焚きや自動保温などは基本的に停止しておきましょう。
遊んでいる途中で震えだしたり、唇の色が悪くなる、顔が赤く火照るなどの変化が見られた場合は、早めに切り上げるようにしてください。
転倒しにくい環境を整える
浴室の床や浴槽の中は、水に濡れると非常に滑りやすくなります。
浴室内では走らない、飛び跳ねない、縁に上らないといった約束事は必ず事前に決めておきましょう。
シャンプーのボトルやいすなど、転倒したときにぶつかりそうな物もできるだけ片付けておくと安心ですね。
水道代はどれくらいかかる?

お風呂でのプール遊びの際、水道代が気になるという方も多いんじゃないでしょうか。
浴槽いっぱいに水を張るとなると、それなりの量になります。
一般的な家庭用の浴槽は、200リットル前後の容量があります。
ただ、子どもの水遊びで満杯にすることはまずありませんので、実際に使うのは半分ほどの約100リットル前後といったところでしょう。
水道料金については自治体によっても異なりますが、1リットルあたりおよそ0.2~0.3円が目安とされています。
100リットルならだいたい25円ほど。
あくまでも目安ですので実際にはもう少しかかるでしょうが、多くとも1回あたり50円程度と考えておけばよいでしょう。
もちろんお湯を使う場合は、ここにガス代や電気代が上乗せされることになります。
少しでも節約をということであれば、遊んだあとの水を洗濯や掃除に回すという方法もあります。
ただし子どもが遊んだあとの水ですので、基本的にはその日のうちに使い切るようにしてください。
洗濯に使う場合も、「洗い」のみに絞り、「すすぎ」には水道水を使うようにしてください。
安全に気をつけてお風呂の水遊びを楽しもう

ビニールプールを出すほどではないけれど、子どもが水に触れたがっている。
そんなときに、浴槽はちょうどいい落としどころになってくれます。
気をつけたいのは、水の深さにかかわらず子どもから目を離さないこと。
ここさえ注意すれば、暑い時期を乗り切る遊びとして活躍してくれるはずです。
水温にも気を配りつつ、子どもの様子を見ながら切り上げどきを判断してあげてください。
遊んだあとは排水口を覗いて、おもちゃの部品や砂などが入っていないかも確かめておきましょう。
細かい砂や部品は排水管の中へ入ってしまうと、詰まりの原因になってしまいます。
まだまだ暑い日が続きますが、外に出られない日の遊び場として、ぜひお風呂を上手に活用してみてください。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
監修者

主任
宮里 勇一
《略歴》
2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。
鹿児島のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「かごしま水道職人(鹿児島水道職人)」
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