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水のコラム

浴室塗装とは?メリットとデメリットも解説

2026年06月19日 2026年06月19日 浴室のトラブル





浴室塗装は、浴室の壁や床、浴槽などの表面を塗装し、見た目や表面の状態を整えるリフォーム方法です。浴室全体を取り替える工事と比べて、費用や工期を抑えやすい一方で、新しい機能を追加できない、下地の状態によっては施工できないといった注意点もあります。浴室塗装を検討する際は、素材との相性や劣化の程度、仕上がり後の耐久性を確認しておくことがポイントです。


この記事では、浴室塗装の特徴やメリット・デメリット、依頼前に押さえておきたいポイントについて紹介します。




浴室塗装とは


浴室塗装とは、浴室の壁や床、浴槽の表面に専用の塗料を塗り、劣化した見た目や表面の傷みを整えるリフォーム方法です。浴室全体を解体して取り替えるのではなく、既存の設備を活かして表面を再生する方法として検討しましょう。


浴室は水やお湯、湿気に触れる場所のため、一般的な室内用塗料ではなく、防水性や密着性に配慮した塗料と下地処理が必要です。浴槽はFRPやホーロー、人工大理石など素材が複数あり、素材によって塗料との相性や必要な下地処理が異なります。


そのため、浴室塗装は色あせや小さな傷、表面のくすみを目立ちにくくしたい場合に向いているでしょう。一方で、浴槽や壁に大きなひび、穴、構造的な破損がある場合は、塗装だけで対応しきれないケースがあります。



浴室塗装に向いている素材とは


浴室塗装を行う際は、現在の浴室に使用されている素材を確認する必要があります。素材によって塗料の密着性や仕上がり、耐久性が変わるためです。


ただし、見た目だけでは素材を判断しにくい場合もあります。築年数やメーカー、取扱説明書、浴槽や壁の型番を確認したうえで、施工会社に相談してみてください。



浴室塗装に向いている素材


浴室塗装に向いている素材としては、FRPや一部の人工大理石などが挙げられます。FRPは浴槽に多く使われる素材で、表面の色あせや細かな傷を塗装で整えやすいのが特徴です。


人工大理石も、状態や表面加工によっては塗装に対応できる場合があります。ただし、人工大理石には複数の種類があるため、特殊なコーティングが施されているものは塗料が密着しにくい点に注意が必要です。素材ごとに塗料との相性が異なるため、事前の診断が重要と考えておきましょう。


また、タイル壁や浴室パネルも、下地の状態がよければ塗装の対象になることがあります。目地の劣化や水漏れがある場合は、塗装前に補修が必要になります。



浴室塗装に向いていない素材


浴室塗装に向いていない素材や状態もあります。たとえば、木製の浴槽や下地まで腐食している壁、深いひびが入った浴槽、大きく破損している床などは、塗装だけで十分に改善するのは難しいでしょう。


ステンレスやホーローの浴槽も塗装できる場合がありますが、表面の性質上、専用の下地処理や塗料が必要です。特にホーローは表面がガラス質のため、塗料が密着しにくい特性があります。


また、劣化が進んだ浴室は、塗装よりもユニットバスへの交換や部分補修を優先することも選択肢の一つです。表面だけでなく、浴室内部の水漏れや下地の状態も確認してから判断しましょう。



浴室塗装のメリット


浴室塗装には、費用や工期を抑えやすい点、見た目を整えやすい点などのメリットがあります。浴室全体を取り替えるほどではないものの、汚れや色あせが気になる場合に検討しやすい方法です。


ここでは、浴室塗装の主なメリットを確認します。



メリット①費用を抑えられる


浴室塗装は、浴室全体を解体してユニットバスへ交換する工事と比べて、費用を抑えやすい傾向があります。既存の浴槽や壁を活かすため、設備本体の取り替えや大がかりな解体工事が少なくなるためです。


ただし、実際の費用は浴室の広さ、塗装範囲や下地補修の有無、素材の種類によって変わります。さらに、カビやひび、水漏れがある場合は、塗装前の補修費用が加わることもあります。


費用だけで判断せず、塗装で対応できる範囲と、交換したほうがよい範囲を比較してみてください。



メリット②工期が短い


浴室塗装は、浴室全体を解体するリフォームに比べて、工期が短くなりやすい方法です。既存の設備を活かして作業するため、解体や搬出、配管工事の範囲を抑えやすくなります。


ただし、塗装後には乾燥や硬化の時間が必要です。下地処理や塗装、乾燥を含めると、一定期間は浴室を使用できないおそれもあります。そのため、入浴できない期間がどれくらいになるか、事前に確認しておきましょう。



メリット③新品のような見た目になる


浴室塗装を行うと、色あせやくすみ、小さな傷が目立ちにくくなり、新品のような印象に近づきます。古い浴槽や壁でも、表面が整うことで浴室全体が明るく見える場合があります。


特に、浴槽の黄ばみや壁の変色が気になる場合は、塗装によって印象を変えやすいでしょう。表面のツヤが戻ると、掃除をしても古く見えていた浴室の雰囲気を整えやすくなります。


ただし、内部の劣化や下地の傷みがなくなるとは限りません。見た目の改善と設備自体の状態は分けて考えることがポイントです。



メリット④好みの色に変えられる


浴室塗装では、既存の浴槽や壁の色を好みに合わせて変えられる場合があります。白やアイボリーなどの明るい色にすると清潔感が出やすく、落ち着いた色を選ぶと浴室の印象を変えられます。


色を選ぶ際は、浴室の広さや照明、壁や床との相性も確認しましょう。濃い色は水垢や石鹸カスが目立ちやすい場合があり、明るい色は汚れを早期に見つけやすい傾向があります。


施工会社に色見本を確認し、仕上がりのイメージを共有しておくと、施工後の認識違いを防ぎやすくなります。



メリット⑤廃材や騒音を抑えられる


浴室塗装は、既存の浴槽や壁を活かすため、解体工事による廃材を抑えやすい方法です。浴室全体を取り替える工事と比べて、搬出する部材が少なくなりやすく、工事中の騒音も抑えやすい場合があります。


集合住宅では、解体音や搬出作業が近隣に影響することもあります。浴室塗装で対応できる状態であれば、周囲への負担を軽減しながら見た目を整える選択肢として考えたいところです。


また、下地補修や一部の部品交換が必要な場合は、作業音が発生することもあります。事前に作業内容を確認しておきましょう。



メリット⑥取り換えが難しい浴室もリフォームできる可能性がある


古い住宅や集合住宅では、浴室のサイズや搬入経路の関係で、ユニットバスへの交換が難しい場合があります。そのような浴室でも、既存設備を活かす浴室塗装であれば、リフォームできるケースもあります。


たとえば、浴槽の撤去が大がかりになる場合や、壁を壊す工事が難しい場合でも、表面の状態がよければ塗装で印象を整えられるでしょう。


ただし、塗装で対応できるかどうかは、劣化の程度や水漏れの有無によって変わります。取り替えが難しいからといって、必ず塗装が適しているとは限りません。



メリット⑦カビや汚れが付きにくくなる


浴室塗装によって表面がなめらかになると、汚れやカビが付きにくくなる場合があります。細かな傷や劣化した表面には皮脂汚れや石鹸カス、水垢が残りやすいため、表面を整えることは掃除の負担軽減にもつながります。


しかし、塗装すればカビや汚れが発生しなくなるわけではありません。特に浴室は湿気が多いため、換気や水滴の除去、定期的な掃除を続ける必要があります。


なお、塗装後は硬いブラシや研磨力の強い洗剤を避け、塗膜を傷つけない掃除を心がけましょう。



浴室塗装のデメリット


浴室塗装には多くのメリットがありますが、すべての浴室に適した方法ではありません。新しい機能の追加や大きな破損の補修には向かない場合があります。


ここでは、浴室塗装を検討する前に知っておきたいデメリットを確認します。



デメリット①新しい機能を追加できない


浴室塗装は、既存の浴槽や壁の表面を整える方法です。そのため、浴室乾燥機や断熱浴槽、自動掃除機能、手すり、段差解消などの新しい機能を追加する工事とは異なります。


メーカーの浴室商品では、自動掃除機能や浴室暖房乾燥機、保温性に配慮した浴槽など、さまざまな機能が用意されています。機能性を大きく高めたい場合は、浴室塗装ではなくユニットバスへの交換も比較したいところです。


見た目を整えたいのか、機能も改善したいのかを明確にしてから、方法を選ぶことが肝心です。



デメリット②大きな傷や破損を直せない


浴室塗装は、小さな傷や表面のくすみを目立ちにくくするのに向いているでしょう。一方で、深いひび、穴、下地の腐食、床の沈み込みなどは、塗装だけでは十分に対応できない場合があります。


破損した部分をそのまま塗装しても、内部に水が入り込み、劣化が進むおそれがあります。浴槽にひびがある場合や、壁の内部に水分が入り込んでいる場合は、補修や取り替えを検討してください。


塗装前には、見た目だけでなく、触ったときの沈み込みや水漏れの有無も確認しましょう。



デメリット③塗装が剥がれる可能性がある


浴室は高温多湿で、水やお湯に触れる場所です。そのため、下地処理が不十分だったり、素材に合わない塗料を使用すると、塗装が剥がれる可能性があります。


洗浄や研磨が不十分な場合は、塗料が密着せず、塗膜が剥がれる原因になります。また、浴室は湿気や結露が多いため、塗料の密着や耐久性にも配慮しましょう。塗装を長持ちさせるには、施工前の下地処理と、施工後の掃除方法が欠かせません。



浴室塗装を行う前に押さえておきたいポイント


浴室塗装を検討する際は、費用や見た目だけでなく、工事期間、依頼先、ほかのリフォーム方法との違いも確認しましょう。


事前にポイントを押さえておくと、施工後の後悔を防ぎやすくなります。



ポイント①浴室が使えない期間が発生する


浴室塗装では、下地処理、塗装、乾燥、硬化の工程があります。施工中だけでなく、塗装後も一定時間は浴室を使用できません。


乾燥時間を守らずに使用すると、塗膜に水分が入り、剥がれやムラの原因になる場合があります。塗装後は十分に乾燥させ、完全硬化までこすらないように注意が必要です。また、家族の入浴方法や近隣の入浴施設の利用など、施工期間中の過ごし方も事前に考えておきましょう。



ポイント②浴室塗装が得意な業者に依頼する


浴室塗装は、一般的な壁の塗装とは異なり、湿気や水に強い施工が求められます。浴室の素材を見極め、適切な下地処理と塗料を選べる施工会社に依頼することがポイントです。


依頼前には、浴室塗装の施工実績や対応できる素材、保証内容を確認してみてください。もし、写真付きの施工例がある場合は、仕上がりのイメージを把握しやすくなります。


「費用が安い」という理由だけで選ぶと、剥がれや色ムラが発生する可能性があります。そのため、説明が丁寧で、浴室の状態を確認したうえで提案してくれる施工会社を選びましょう。



ポイント③相見積もりを取る


浴室塗装を依頼する前には、複数の施工会社にお見積もりを依頼してみてください。費用の目安だけでなく、作業範囲や下地補修の有無、塗料の種類、保証内容を比較できます。


お見積もりを確認する際は、「浴槽だけの塗装」なのか、「壁や床も含む浴室全体の塗装」なのかを確認しましょう。


また、安さだけで判断せず、説明内容やアフターサービスも見てください。実際の金額は、浴室の状態や設備環境によって変動し、現地確認後のお見積もりで確定します。



ポイント④ユニットバスへの交換も検討する


浴室塗装で見た目を整えられる場合もありますが、浴室全体の劣化が進んでいる場合は、ユニットバスへの交換も検討したいところです。ユニットバスに交換すると、断熱性や掃除のしやすさ、浴室乾燥機や手すりなどの機能を見直せる場合があります。


なお、塗装と交換のどちらが適しているかは、浴室の劣化状況や予算、今後の使用年数によって変わります。長く使用し続ける予定がある場合は、交換も含めて比較してみてください。



浴室塗装に関するよくある質問


浴室塗装を検討している方のなかには、DIYの可否や塗料の選び方、長持ちさせる方法が気になる方もいるでしょう。


ここでは、浴室塗装に関するよくある質問に回答します。



浴室塗装はDIYできる?


浴室塗装をDIYで行うことは、基本的にはおすすめしません。特に浴室は湿気が多く、水やお湯に直接触れるため、塗料の密着性や乾燥管理が難しい場所です。


市販の塗料を使用しても、下地処理が不十分だと塗膜が剥がれたり、色ムラが出たりする場合があります。失敗すると再施工が必要になり、結果的に費用や手間が増えることもあります。浴室塗装は、施工実績のある施工会社へ相談してみてください。



浴室塗装にはどのような塗料を選べばよい?


浴室塗装では、防水性、耐久性、密着性に配慮した塗料を選ぶ必要があります。浴室は高温多湿で、洗剤やお湯にも触れるため、一般的な室内用塗料では剥がれやすくなる可能性が考えられます。


塗料は、FRPや人工大理石、ホーロー、タイルなどの素材に合わせて選びましょう。素材に合わない塗料を使用すると、密着不良や早期の剥がれにつながります。


塗料名だけで判断せず、下塗り材やプライマーを含めた施工方法を確認しましょう。



塗装を長持ちさせるポイントは?


浴室塗装を長持ちさせるには、施工後の掃除と換気が大切になります。入浴後は水滴を除去し、換気扇を回して湿気を逃がしてください。


掃除の際は、硬いブラシや研磨力の強いクレンザーを避け、やわらかいスポンジと中性タイプの洗剤を使用しましょう。塗膜に傷が付くと、汚れが残りやすくなり、剥がれの原因になる場合があります。


また、カビや石鹸カスを放置しないようにしてください。汚れが軽いうちに掃除することで、塗装面への負担を抑えやすくなります。



水回りのトラブルはかごしま水道職人にお任せ


浴室塗装は、浴室の見た目を整え、費用や工期を抑えやすいリフォーム方法です。一方で、新しい機能を追加できない、大きな破損には対応しにくい、下地処理が不十分だと塗装が剥がれる可能性があるなどの注意点もあります。


浴室塗装を検討する際は、素材や劣化状況を確認し、ユニットバスへの交換も含めて比較してみてください。また、浴室の水漏れや排水口のつまり、蛇口周りの不具合がある場合は、塗装だけでは解決しない可能性があります。


かごしま水道職人では、お風呂の蛇口やシャワーヘッドからの水漏れ、排水口のつまりなど、水回りのトラブルに関する対応が可能です。


鹿児島県内で水回りの不具合にお困りの際は、かごしま水道職人へお問い合わせください。365日24時間、お問い合わせを受け付けております。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。



監修者

監修者の写真

主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。

鹿児島のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「かごしま水道職人(鹿児島水道職人)」

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