水のコラム
トイレの節水は意外と簡単!小技と便利グッズでしっかり減らせる
以前は生活用水の中でもトップの使用量だったトイレですが、最近では節水タイプのトイレの開発で減少傾向にあります。
しかし、まだまだ節水の余地があると考える人もいる程度には多い使用量です。
トイレの節水のコツや効果の高い節水グッズについて、ご紹介します。
目次
昔よりは減ったけど…。今でも多いトイレの水の使用量
トイレは1回ごとに使う水の量が意外と多く、平均的なトイレタンクの場合、1ヶ月に単身世帯で8,200リットルです(平成27年東京都)。
1日あたりに換算すると273リットル、2リットルのペットボトルだと約137本分にもなります。
一人暮らしでこの水量ですので、家族の人数が多いご家庭では唖然とする水量かもしれません。
水道料金に換算すると頭が痛くなりそうです。
1リットルあたりの水道料金は平均0.27円、一人暮らしの場合、トイレの水道料金は月額およそ450円・年間で5,400円です。
家族の人数が増えると…と考えると、節水を意識したくなるでしょう。
実際、トイレの節水は水道料金の節約に役立ちます。
同時に水資源の無駄遣いを減らすことにも繋がります。
節水方法は案外簡単に日常生活に取り入れられますので、さっそく今日から試してみてはいかがでしょうか。
トイレの節水はちょっとした意識改革から
トイレの節水は、つまるところ「レバーを引いたときに出る水の量を減らす」ということです。最新型のトイレなら水量を自動的に調節し、流すのに必要な分だけを出してくれるのですが、従来のレバータンク型のトイレではそういうわけにもいきません。
中の水が一定量減るまでは流れ続けます。
1.流すときには「大」「小」を使い分けよう
そこで流すときに意識したいのが、まずレバーの「大」「小」の使い分けです。
レバーの大小はそれぞれ使う水の量が違っており、2~3リットルの差があります。
「小」ですむところを「大」で流していると、そのたびに最大3リットルの水を無駄遣いしていることになるのです。
「大」に慣れた人は、「小」を使うことに躊躇いを感じるかもしれません。
水が少なかったらきちんと流れないのでは…?と思うのも当然です。
しかし男性の小用ならしっかり「小」でも流れます。
「大」は男性の小用以外のときに使うと良いでしょう。
また、最近のモデルのトイレなら、女性の小用も「小」で心配なく流れるものも多いため、1度試してみてください。
2.2度流すのは我慢する
音や臭いのエチケットが気になる人は、トイレのときに水を流しながら用を済ませることがあります。
これもトイレの節水には向いていません。
トイレに行くたびに2度流すのは、倍の水を使うことになってしまいます。
音が気になるときには消音の機械を使ったり、臭いは消臭剤や香り付きのスタンプタイプのクリーナーを活用しましょう。
クリーナーならトイレのたびに便器が洗浄されて一石二鳥かもしれません。
3.節水グッズを使う
トイレの節水グッズも販売されています。
「水洗トイレ節水器ロスカット」、「ウォーターセーバー」が高い効果があるという評判です。
ホームセンターや通販などで購入できます。
水洗トイレ節水器ロスカットは、1度のトイレで約5リットル、ウォーターセーバーは約40%の使用量カットが可能です。
「水が少なく過ぎて流れない」ということもないため、安心して取り付けられます。
このほかにも優れた節水グッズが多数出ていますので、お好みのものを使ってみましょう。
「タンク内にペットボトル」をおすすめできない理由
タンク内にペットボトルやレンガを入れる節水方法を聞いたことがある人も多いでしょう。
実際にタンク内に溜まる水が減り、結果として節水に繋がるのは確かなのですが、メンテナンス面を考えると、あまりおすすめできない方法です。
トイレタンクの中には、案外様々な部品が決められた位置に配置されています。
この位置がずれたり、または劣化・破損したりすると、トイレの水が流れない、水漏れがするなど、トラブルが発生しやすくなります。
ペットボトルやレンガを入れると、水量や水流をコントロールする部品に触れてずらしてしまったり、破損させてしまうこともあるのです。
最悪の場合はトイレタンクそのものに傷がついたり破損したりという結果になることも。
節水グッズが少なかった時代ならいざ知らず、最近は前述の通り便利なグッズが何種類も売っています。
ペットボトルやレンガを使うより、メンテナンス面でも安心できるグッズの選択をおすすめします。
トイレの節水相談も!プロの水道修理業者なら迅速・確実対応可能
かごしま水道職人は、鹿児島市、出水市、霧島市をはじめとした鹿児島県内で広く活動するプロの水道修理業者です。
水道局指定工事店として地域密着を心がけ、迅速・確実・誠実に水のトラブルを解決します。
必ず事前にお見積もりを取り、お客様の同意なしで作業を始めることはありません。
緊急トラブルには年中無休で駆け付けます。トイレの節水のご相談もお待ちしております。
監修者
主任
宮里 勇一
《略歴》
2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。
鹿児島のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「かごしま水道職人(鹿児島水道職人)」
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