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水のコラム

お風呂のリフォーム費用を安く抑えるテクニックとは?

2021年12月10日 浴室のメンテナンス


ユニットバスの寿命は、おおよそ15年〜20年と言われています。壁や浴槽のひび割れ、劣化を放置してしまうと想像以上に出費がかさんでしまうため、リフォームを検討する方も多いでしょう。


また、浴室内の劣化だけではなく、バリアフリー環境を整えたいという場合にもリフォームを考える方は多いのではないでしょうか。


このとき、いずれの理由にせよネックとなるのが費用ですよね。少しでも費用を抑えたいというのが本音だと思います。ここではお風呂のリフォーム費用の相場や、安く抑える方法についてお伝えします。



お風呂のリフォーム費用相場


お風呂のリフォームをするにあたって、製品代や工賃、業者諸経費という費用がかかります。どの程度の費用が必要か把握しておいた方が安心です。しかし、浴室のリフォーム費用は明確な相場が決まっているわけではなく、作業内容によって金額の変動があります。


一般的にリフォーム総額は「養成費用」や「製品費用」、「製品代」や「工事費」、「諸経費」の合計で決まり、基本的に50〜100万程度の費用となることが多いようです。


費用を抑えることも可能ですが、希望通りにならないことも多く妥協もしなければなりません。お風呂のリフォームは、場合によっては100万以上かかることもあります。


理想を追求していくとその分コストは加算されてしまいます。どこに重点を置くかで費用も変動するので、ある程度の予算は決めておくと無難かもしれません。


リフォームでは、新しい浴槽やオプションの部材費の他にそれらを設置する工事費も必要になります。工事費は作業する内容や住環境により変動がありますが、30〜50万円程度かかることが多いです。


さらに浴室の劣化や腐食がひどい場合は、下地からのやり直しとなります。そうなると工事費だけでも100万円以上かかることもあるようです。


部材費よりも工事費の方が高いケースは多くあるため、見積もりの際にどの程度の費用がかかるのかも確認しておくと良いでしょう。


お風呂のリフォーム費用を安く抑えるテクニック




工事する内容によってリフォームの費用が高額になることがあります。契約する前にしっかりと下調べをすることが、結果的なコストを減らすのに重要です。


メーカーに依頼した場合、製品代は安くても工事費が高くなってしまう事があります。なるべく安価で請け負ってくれるようなリフォーム業者を見つけて依頼すると、工事費を抑えられるでしょう。


製品のグレードを下げたり、安い工法を選択したり、気になる箇所だけ部分的にリフォームするということもコストダウンに繋がります。


また業者によっては交渉すれば多少の割引などもしてくれる可能性もあるので、相談してみるのも良いと思います。他にも浴室のリフォームは補助金や控除の制度があることもあるので、その点も確認しましょう。


お風呂のリフォームに失敗しないためには?




失敗なく浴室のリフォームを行うためには、事前にイメージを明確にすることが大切です。


まず誰のためにリフォームを行なうのかを考えることが重要で、家族に小さな子供や高齢者がいるのかどうかでも内容は大きく違ってきます。


小さな子供がいるのであればチャイルドロック機能をつけるのがおすすめです。親子での入浴も考えて浴室は広めの方がゆったりできます。


高齢者がいる場合は浴室をバリアフリー化することをメインとし、各所に手すりをつけたり段差をなくしたりすると安心して使えます。


今の時代ネットで製品を確認することもできますが、リフォームを終えてから想像していたものと違うとがっかりしてしまいます。理想通りに近づけるためにもショールームなどに足を運び、実物を見たり触れたりして実際のサイズ感や素材、色味を確認する方が良いと思われます。


リフォームの選択肢はたくさんありますが、住環境によって選べるものは異なります。浴室の広さや築年数によって物理的に不可能な工事があったり、配管の問題で追加費用がかかったりする場合があります。


またマンションにおいては管理規約で定められた範囲での工事となり、戸建てよりも制限が多いのが現実です。戸建てでも全ての工事が可能というわけでもないので、事前に業者へ確認しましょう。


実際にリフォームをする際は、すぐに工事を始めてはなりません。最低でも3社を目安に見積もりを取ってもらうのをおすすめします。


見積もりはとても重要です。同じ工程をするにしても業者によってかなり金額が違います。複数の業社を比較すると適正価格で請け負ってくれる、より良い業者を見つける事ができます。


しかし安いからといってそれだけで業者を決めるのは厳禁です。仕上がりが雑であったり、想像していたものと異なった工事をされたりとトラブルになる可能性もあるからです。金額のみで決めず、信頼できる業者かどうかを見極める必要があります。


まとめ


浴室のリフォームを行う際に改善したい箇所や内容はさまざまだと思います。理想の浴室にするために事前にしっかりと考え、費用や内容を理解した上で信頼できる業者を選びましょう。重視したい部分とコストを抑えたい部分のメリハリをつけて、少しでもリフォーム費用を抑える事ができたら嬉しいですよね。


以前から、温度差により脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすヒートショックが問題となっています。最近では高齢者だけではなく若者にもその危険性があると言われています。


デザインや機能にこだわるのも良いですが、そういった不安要素も解消することで安心できます。ご家族が快適に過ごせる満足のいく空間へとリフォームできると良いですね。



監修者

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主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。

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