水のコラム
経年劣化によって水漏れが発生するケースが多いシンク下
台所で水漏れが発生した場合、蛇口が原因である場合と、シンク下に原因がある場合があります。
シンク下の水漏れは、大半が経年劣化による部品やシンクの破損である可能性が高いでしょう。
まずはどこで水漏れが発生しているのかを特定し、自分で修理できるのか、業者に依頼するのかを見極める必要があります。
今回はシンク下の水漏れの原因と対処法とについて解説します
シンクの破損で水漏れが発生
シンクというのはステンレスで作られているので、そう簡単に穴が開くことはありません。
しかし、ステンレスだからと言って永久的に交換する必要がない。というわけではなく、時間の経過や間違った使用方法などで破損してしまうこともあるのです。
ステンレスは確かに錆びにくい金属です。
しかし、錆びにくいというだけであって、全く錆びない。ということではありません。
普通に使用していれば、滅多に錆びることはないでしょうが、シンクの上に長期間物を置きっぱなしにする、錆び付いた物を置いておく、塩素系洗剤や漂白剤を過剰に使用するなどでの行為を行うことで、錆びやすくなるのです。
ステンレスには酸化被膜という膜ができることで、錆びをある程度防いでいますが、前述したような行為を日常的に行えば、酸化被膜ができにくくなります。
酸化被膜ができずに錆びてしまうと、急速にシンクが劣化して破損の原因になるのです。
もし錆び付いているのが発見できたら、すぐに改善をして錆びを除去しましょう。
小さな穴が1箇所開いているぐらいであれば、補修パテを使って穴を埋めることができます。
補修パテを使うときには必ずシンクの裏側から行ってください。
穴を埋めたら30分程度放置し、乾燥したら水を流して水漏れを確認します。
もし改善できない場合や穴が大きい場合、シンクの破損個所がたくさんある場合には、業者に依頼をして交換してもらいましょう。
排水トラップから水漏れが発生
シンクにある排水口の隙間から水がしたたり落ちている場合、排水トラップの隙間から水が漏れている可能性があります。
排水トラップにもパッキンが使用されているので、パッキンの劣化を疑うべきでしょう。
ゴムは劣化しやすい素材なので、長い年月使用していると、水が漏れてくることはよくあります。
そんなときには、現在排水トラップに使用しているパッキンと同じメーカーで、同じ形の物を購入してきます。
排水トラップを外すための排水栓スパナという工具も必要になるので、事前に用意してください。
準備が整ったら排水トラップの真下にバケツを置いて、排水トラップの下に繋がっているホースを取り外しましょう。
排水トラップ自体は、下から持ち上げることで簡単に外すことができます。
排水トラップの上に丸いゴムのパッキンが取り付けられているので、購入してきた物を交換します。
サイズやメーカーが違うと、うまくはまらないことがあるので注意しましょう。
交換が完了したら元の状態に戻し、少量水を流して漏れていないか確認します。
様子を見て問題がなければ、パッキンの交換はこれで完了です。
排水トラップに繋がっているホースから水漏れが発生
シンク下の水漏れは、排水トラップに繋がっているホースから発生していることも考えられます。
もしシンクにも異常が見られない、排水トラップからも水漏れしていない場合には、排水ホースを疑ってみましょう。
排水ホースから水漏れをしていた場合には、ホース自体の破損であるのか、排水トラップとの繋ぎ目から漏れているのか確かめます。
繋ぎ目から水漏れが発生している場合には、ナットがきちんと締まっているか確認しましょう。
ナットの緩みではないのであれば、パッキンの劣化が考えられます。
排水ホースのナットは簡単に外れるので、外してパッキンを交換しますが、パッキンは現在と同じ物を使用するのが鉄則です。
一方、排水トラップとの繋ぎ目には異常が見られず、ホースから直接水が漏れているのであれば、ホースを交換しなければいけません。
僅かに水が漏れている程度であれば、防水テープを使って一時的に水漏れを防ぐことはできますが、できれば排水ホース自体を交換した方が安心です。
排水ホースは床下にある排水管と繋がっていますし、シンク下の収納にあるので当然狭いスペースになっています。
もし自分で行うのが難しいと思ったら、無理をしないで早めにプロの業者に依頼をしましょう。
ゴムパッキンやホースなどの交換もお任せ
シンク下で水漏れが起こったときは、ゴムパッキンやホースの交換が必要になることもあります。
しかし、自分で作業を行うのはあまり自信がない、近くに部品を販売している店がないという場合もあります。
そんなときにはかごしま水道職人に連絡をもらえれば、鹿児島市や鹿屋市、薩摩川内市や姶良市、出水市など県内各地へと出向いて修理を行います。
他にも水回りについて何か心配事がある、聞いておきたいことがある場合には、ぜひ遠慮なくご相談ください。
納得がいくまで、丁寧に対応することをお約束します。
監修者
主任
宮里 勇一
《略歴》
2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。
鹿児島のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「かごしま水道職人(鹿児島水道職人)」
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