水のコラム
システムキッチン修理を業者に依頼するメリットデメリットを解説
「キッチンに傷が目立ってきた」「色が落ちてきた」などの場合には、リフォーム業者に修理を依頼しましょう。
しかし「修理した方がいいのか、もう少し待った方がいいのか」と迷うこともあるでしょう。
そこで今回は、リフォーム業者へ依頼するメリットやデメリット、料金相場について解説します。
目次
システムキッチンの修理は住みながらできるのか
システムキッチンの交換のみを行う場合は、住みながらできます。
工期としては、2~3日あれば完了します。ほかに、壁や床の張り替えを行うときには5~10日ほど、キッチンの向きや位置を変更するなら10日~1ヶ月ほどです。
工事の規模が大きくなればなるほど費用も高額になるので、事前に「どんなキッチンにしたいのか?」「どこまで工事が必要なのか?」をイメージしておくとよいでしょう。
システムキッチンを修理する場合のメリット
業者にシステムキッチンを依頼して、得られるメリットを説明します。
見た目の美しさや使い勝手が向上する
毎日使うキッチンは、知らず知らずのうちに傷や汚れがついていくもの。こまめにお手入れをして清潔さを保っていても、新しいキッチンの美しさにはやはりかないません。
プロのリフォーム業者は、そんなキッチンも美しく修理してくれます。なかには「DIYが得意」という方もいるかもしれませんが、キッチン修理は範囲が広くなるため、どうしても修理に手間がかかってしまいます。
しかし業者に依頼すれば、労力を使うことなく美しいキッチンが手に入るのです。
また、修理によって利便性が向上し、料理が快適にできるようになれば、毎日の料理が楽しくなるでしょう。
完成までの過程を確認できる
目の前で、日々リフォーム工事が行われているのを目で確認できるのもメリットです。>br>どんなことが行われているか、しっかり見ておくと安心感を得られます。
また、日に日に完成に近づいていく様子を見ていると、ワクワクして楽しい気持ちにもなれるはずです。
システムキッチンを修理する場合のデメリット
反対に、業者へ依頼するデメリットを解説します。
工事期間中はキッチンを使えない
当然といえばそれまでですが、工事期間中はキッチンが使えません。
いつもと同じように水回りを使えないという状況は、人によってはストレスになります。
食事はお惣菜やレトルト食品などを活用したり、飲み水は業務用スーパーなどでまとめ買いしたりなど、身の回りのものを上手に利用しましょう。
キッチン周りのものを移動させなければいけない
工事をする前に、キッチン周りのものは移動させなければなりません。
養生シートで保護するといっても限度があります。キッチンのリフォームは、もともと使っていたキッチンの解体・搬出、新しいキッチンの搬入と設置まで、スペースを広く確保しなければなりません。
したがってリフォームとは関係ない家具や、キッチンの上に調理器具、調味料などが置いてある場合は、移動する必要があります。
さらにキッチンの搬出・搬入のことを考えると、玄関からキッチンまでの家事導線や、リビングの窓周辺も片づけておくことがおすすめです。
工事によるホコリや騒音のリスク
キッチンの解体や搬出、新しいキッチンの搬入から設置までといったように、工事は大がかりなものになります。
その分、キッチンにホコリが舞ったり騒がしくなったりと、トラブルの元になりやすい状況が続きます。
ホコリや汚れ、破損させたくないものに関してはあらかじめカバーを付けたり、移動させたりしておきましょう。
騒音に関しては、事前に近隣の方に一言挨拶をしておくとトラブルを未然に防げます。
システムキッチンの修理を依頼した際の料金相場
では、実際に業者へ修理を依頼したときの料金相場を見てみましょう。
ガスコンロからIHクッキングヒーターへ交換
IHクッキングヒーターを使うメリットは、掃除のしやすさと、火を使わない点からくる安全性です。小さなお子様や年配の方がいるご家庭では、とくに好まれる傾向にあります。
結論からいえば、4万~30万円ほどが相場です。これは本体価格なので、さらに工事手数料が12万円ほど加算されます。
IHクッキングヒーターは価格帯が幅広く、自分の家庭に合ったものを選ぶことが大切です。
具体的な工事の内容は、ガスコンロからIHクッキングヒーターに取り替える作業に、配線やブレーカーの電気工事とガスの閉栓・撤去作業があります。
配線やブレーカーの工事が必要なのは、IHクッキングヒーターの使用には200Vの専用回路が必要なためです。
レンジフード取り付け
レンジフードは商品のグレードによって、価格が大きく変動します。
ファンのみの基本的なものであれば1万円ほどですが、グレードが高くなれば工事費を含めて、8万円以上するものもあります。
そのため、修理費と交換費とでどちらがより高いコストパフォーマンスを得られるか、長期的な目線で検討した方がよいでしょう。
吊り戸棚の取り付け
吊り戸棚には電動昇降するタイプや、手動で簡単に降ろせるタイプがあります。
本体価格と工事費を合わせて、10万円前後を見積もっておきましょう。この金額は、間口90cmの昇降式吊り戸棚の場合です。
もし、吊り戸棚のないキッチンに取り付けるのであれば、壁や天井の補強作業が必要なケースもあり、別途料金が上乗せされます。
システムキッチンをすべて交換
国産の一般的なシステムキッチンは、マンションで50~100万円程度、戸建ては100~150万円が相場です。
ただし、間口1,800mmの壁付システムキッチンの場合は、50万円でおさまる可能性もあります。床や壁紙の張り替えも行う場合は、料金が加算されます。
ほかにも壁付システムキッチンを外して、対面式のカウンターキッチンやペニンシュラ型のキッチンに交換する場合は、安くて75万円、高くなれば200万円前後かかります。
高額になりやすいのは、配管移動や壁の補修工事も行うためです。
よい業者を選ぶ5つのポイント
よりよい業者を選ぶことは、水回りだけでなく住まいを守るための大切なポイントです。
ここで、よい業者を見極めるポイントを5つご紹介します。
事業者団体への加盟・建設業許可の有無
国交省により、平成26年から「住宅リフォーム事業者団体登録制度」がスタートしています。
団体には「財務状況、人材育成、保険加入など」の条件を満たした業者のみが登録できます。
この団体に登録している業者を選べば、安心して工事を任せることができます。
豊富な経験や実績の有無
WEBサイトや事例集で「いつからどんな工事を、どれだけ行ってきたか」を確認しましょう。業者によりますが、手がけた工事を公開しているところは多くあります。
事例を見てみると、ご自身の家でキッチン修理を行ったときの具体的なイメージを掴めるでしょう。
依頼しやすい距離に業者がいるか
近い距離に業者がいれば、すぐに対応してもらえます。
そのため、現在住んでいる家の周辺に業者がいるのかを調べておきましょう。
業者の得意分野を把握しておく
業者によって得意分野や実績は異なります。デザインやコスト、プランニングのうち、自分が重視するのはどこか、事前に考えてみましょう。
そこから絞り込んだ、相性のよい業者へ依頼すれば、納得のいく結果が得られるはずです。
アフターサービスや保証
リフォームのアフターサービスや保証は、業者によって対応がさまざまです。
キッチンや洗面台など、商品の不具合はメーカー保証がありますが、工事の不具合は業者の保証がなければ対応してくれません。
見積もりを取ったときに事前にアフターサービスや保証について、確認しておいてください。
まとめ
他人を自宅に招き入れ、また工事を依頼することは、家人にとって心理的な負担をもたらします。負担を抑えて、より素敵なキッチンのある生活を叶えるためには、よい業者への依頼が重要です。
水回りは生活に直結する部分ですから、妥協をせず複数の業者を比較検討していきましょう。納得のいく、相性のいい業者に工事を任せられれば、工事中のストレスも軽減でき、新しいキッチンへの夢もふくらむはずです。
監修者
主任
宮里 勇一
《略歴》
2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。
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