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水のコラム

大量にある油や洗剤はどうすればいいの?使用期限や捨てる方法を解説

2023年06月22日 キッチンのトラブル


年末年始の大掃除などでときどき、使いきれないストック品が大量に出ることがあります。


紙類など捨てやすいものなら困りませんが、厄介なのが油や洗剤など、普段捨てる機会のないものです。


この記事では、油や洗剤の正しい捨て方を解説します。


あわせて使用期限や再利用方法などもお伝えするので、ストック管理にお役立てください。



そもそも油や洗剤に使用期限はあるのか


普段、油や洗剤を使ったり購入したりするときに、使用期限を知っている方は少ないのではないでしょうか。


だからこそ、油や洗剤を捨てようとしたときに困ってしまうわけです。


まずは捨てるかどうかの判断基準として、使用期限に関する知識を身に付けましょう。


洗剤や柔軟剤と油の使用期限について解説します。


洗剤や柔軟剤は3年以上たったものは要注意


洗剤や柔軟剤のパッケージを見ても、明確な使用期限が記載されているわけではありません。


洗剤などの使用期限は、薬機法により定められています。


これは、海外から輸入した製品も同じです。


薬機法では、適切な保存をしている状態で3年以上品質や性状が変化しなければ、使用期限を記載せずともよいと定めています。


つまり、未開封なら3年以内は少なくとも使えるというわけです。


とはいえ、通常の製品にはない臭い・塊・色が発生している場合は、未開封でも変質している可能性があるため、危険です。


少しでもいつも使っているものとの違いがあるようなら、捨てた方がよいでしょう。


これは開封された洗剤や柔軟剤も同じです。


開封されているとその分保存状態も悪くなりがちなことを考えると、開封してから1年以上経っている製品は、使わない方がよいでしょう。


油は賞味期限があるが未開封で2年以内


油は保存容器や種類により賞味期限が異なります。


大体1~2年以内が未開封の期限であることが多いです。


未開封のまま2年以上経過している油は、容器に関わらず捨てましょう。


開封後の油も保存容器や性質により細かい期間は異なりますが、大体2か月が限界です。


開封してから2か月以上経過した油は、捨ててください。


なお、油も酸化するとガソリンのような匂いがする・黒または茶色っぽくなるなどの変化が起きます。


一見見た目に問題がなくても、使おうとしたら油から煙が出たりするため、使用時の状態でも判断できます。


洗剤同様、油も使用前・使用中に少しでも普段と違うところがあれば、すぐ捨てるようにしましょう。


油や洗剤の安全な捨て方


ストックから捨てるものを分けたら、正しいやり方で捨てましょう。


誤った捨て方をすると、油は引火・洗剤や柔軟剤は有毒ガスが発生する可能性があります。


かならず安全性に配慮した、正しい捨て方で捨ててください。


油も洗剤も基本は燃えるごみで捨てる


まず、ゴミとしての分類ですが、油や洗剤はすべて燃えるゴミです。


捨てるときは、可燃ごみの収集日に捨てましょう。


なお、油はリサイクルできるため、自治体の中には資源ごみとして回収しているところもあります。


このような場合はビンなどに溜めておき、回収してもらいます。


この後解説する方法とは違う形で捨てるため、ご注意ください。


油の区分は自治体がホームページなどで発表しています。


捨てる前に自分の住んでいる所では、どのような扱いになるかを確認しておきましょう。


捨て方は区分とともに掲載されているので、そちらも忘れずご確認ください。


ゴミ袋に入れた新聞紙などに吸わせる


まずは基本の捨て方です。


二重にしたビニール袋の中に、丸めた新聞紙や古紙を入れましょう。


油を捨てるときは、引火を避けるために霧吹きなどで中の紙を濡らしておいてください。


用意できたら、丸めた紙に油や洗剤を吸わせていきます。


すべて吸わせるか、紙が限界になるまで油を入れたら、後は丸めて捨てるだけです。


牛乳パックに入れて捨てる


油が大量にある場合、袋よりも牛乳パックに入れた方が捨てやすいです。


洗って置いた牛乳パックに、丸めた紙を入れ、その中に油を捨てましょう。


入れ終わったら、パックの上部分をガムテープなど粘着力の強いテープで留めます。


油が漏れないよう密封してください。


捨てるときの注意点


正しい捨て方をしても、油や洗剤の性質をきちんと理解しておかないと、思わぬ事故が発生します。


正しい捨て方とともに、注意点も覚えておきましょう。


気温や漏れによる発火・汚れに気を付ける


油は気温が高くなると自然発火します。


夏場など、温度が高くなる時期は保管場所や捨てるタイミングに注意が必要です。


日の当たる場所や密閉された場所に油の入った袋を放置しないようにしましょう。


また、袋から油や洗剤が漏れだすと、周囲の床や壁を汚します。


変色したり、汚れがこびりついたりする事態を避けるためにも、袋の中身が漏れださないようにしましょう。


袋の中がパンパンになっていると漏れやすくなるため、捨てる際は量を調節してください。


漏れると引火や汚損を引き起こす恐れのあるものは、長時間放置してはなりません。


油や洗剤を入れたごみ袋は、できるだけ早めに処分しましょう。


洗剤を捨てるときはひとつの袋に一種類の洗剤のみ捨てる


洗剤はさまざまな薬剤が含まれています。


薬剤の中にはほかの成分と反応し、有毒ガスを生み出すものもあります。


これを理解せずに複数の洗剤を混ぜて捨てると、思わぬ事故の原因になるため、非常に危険です。


洗剤を捨てるときは、ひとつの袋に一種類だけの洗剤を捨てるようにしましょう。


洗剤や柔軟剤が複数ある場合は、それぞれ袋を用意してください。


こちらも放置すると思わぬトラブルを招くため、早めに捨てましょう。


洗剤や柔軟剤のリサイクル方法


洗剤や柔軟剤は、品質がある程度保たれているなら、リサイクルできます。


捨てるには手間がかかりますが、別の洗剤や使い道で消費すれば簡単かつ便利に消費できます。


洗剤や柔軟剤のリサイクル方法をご紹介します。


掃除に使う


台所用・洗濯用の液体洗剤は、ほかの場所の掃除にも活用可能です。


中性洗剤なら酸性・アルカリ性のどちらの汚れにも効果があるため、幅広い場所に対応できます。


キッチンシンクやお風呂場・洗面台やトイレなど、幅広い場所をきれいにできます。


液体洗剤なら量を調節しやすいので、フローリングなどの掃除にも活用可能です。


ごくごく少量を薄めて拭き掃除に使えば、床についた皮脂や汚れをきれいに落とせます。


液体洗剤の余りがあるときは、別の洗剤の代わりに使って消費しましょう。


粉せっけんや柔軟剤は芳香剤として使える場合もある


粉せっけんは、芳香剤の代わりとして使えます。


お茶を入れるためのパックの中に、粉せっけんと重曹を一緒に入れれば、靴箱の消臭・除湿剤としても活用可能です。


臭いが気になる場所があれば、粉せっけんを置いておきましょう。


柔軟剤は、スプレーボトルに水と一緒に入れて使うと、芳香剤や静電気防止剤の代わりになります。


ファブリックの消臭にも使えるため、とても便利です。


薄めたものを布巾などに吹きかければ、家電などの汚れ落としにも使えます。


液体せっけんだけでなく、柔軟剤も掃除に活用できるアイテムです。


余ったものがあれば、消臭・静電気防止スプレーとして活用しましょう。


大量のごみを捨てるときは業者の力を借りることも検討して


これまで家庭で油や洗剤を処理する方法を解説しましたが、あまりに大量にあるときは、ゴミの処理を引き受けてくれる業者の力を借りた方がよい場合もあります。


自分の力だけで処理するのが難しいときは、プロに連絡して処理を手伝ってもらいましょう。


まとめ


大量に油や洗剤があるときは、まずは使用期限内のものとそうでないものを分けるところから取りかかりましょう。


使用期限を過ぎたものを捨てるときは、正しい捨て方と注意点を守って作業してください。


洗剤は品質が大きく変化していなければ、掃除用洗剤や芳香剤の代わりに使えます。


捨てるのがもったいないものがあれば、代用品として活用しましょう。


また、どうしても捨てきれないときは、業者の力を頼ることもご検討ください。



監修者

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主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。

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