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水のコラム

自力でトイレの節水対策をするなら

2021年04月30日 トイレのメンテナンス



トイレを節水するには


地球温暖化防止などエコ意識が高まるなか、水もなるべく無駄に使わないようにしようと考える方もいるのではないでしょうか。また、何かと大変な時代に少しでも家計の負担を減らしたいと、水道代をどうにか節約できないか考えている方もいるかもしれません。キッチンや洗面所の場合、給水管の止水栓を調整すれば、水量が減り、最小限の水で洗い物をしたり、歯磨きをしたりすることも可能です。


この点、トイレの場合はどうでしょうか。トイレの水の勢いや量が強いと感じ、もっと少ない水でも十分に流せそうと感じると、どうにか水量を抑えたくなります。そこで、給水管の止水栓を調整して水量を少なくしたらどうなるでしょうか。トイレの場合、キッチンや洗面所のように単純にはいきません。


タンク型のトイレでは水を流してタンク内の水がなくなると、自動的に給水が始まります。給水管の止水栓を閉めて水量を減らせば、タンクに水が溜まるスピードが遅くなるだけで、流す際の水の量は変わりません。なかなかタンクに水が溜まらずイライラして、次にトイレを利用する方がタンク内に水が十分に溜まっておらず、思うように流れずに困るだけです。タンク式のトイレの節水を自力のDIYで試みるには、止水栓の調整ではなく、タンクから出ていく水の量を減少させるか、タンク内に貯まる給水量を減らすことがカギを握ります。


低コストでも避けたいペットボトル


DIYでトイレの節水をする方の間で、よく利用されている方法が、水が入ったペットボトルをタンクに入れることです。タンクにあらかじめ水が入った状態を作り出すことで、タンクに新たな水が給水される量を減らそうという方法です。たとえば、これまでタンクに給水されていた水の量を100%としましょう。ペットボトルを入れることで既に水が10%入っている状態を作り出せれば、給水量は従来の90%で済み、10%分の節水につながるという理論です。


ですが、この方法は必ずしも理論通りの節水にはつながらないうえ、ペットボトルが次第に腐食したり、内部で動いたりするうちに壊れて、プラスチック片がタンク内に砕けて広がる恐れもあります。タンク内の装置などを傷つけたり、流れ出る水にプラスチック片が混じって、排水管を傷つけたり、つまりなどの原因にもなりかねません。


タンクに異常が生じ、水が止まらなくなるなど、かえって水道代がかさんでしまい、トイレの修理代などが発生してしまう恐れもあります。低コストで簡単にできるDIYだからとペットボトル方法を採用すると、かえって出費がかさむリスクがあるので、ペットボトルによる方法はおすすめできません。


高品質な節水リングは比較して選ぼう


節水リングはホームセンターやオンラインショップなどで販売されているグッズで、ワンコイン程度の低コストな商品も少なくありません。フロートバルブなどの排水弁に装着し、リングの重みで排水弁が早めに閉まり、タンクから出ていく水の量をカットするというアイテムです。


たとえば、従来は100の水をタンク内から流しきり、100の水を給水していたとしましょう。リングをつけることで60の水を出したところで、排水弁が閉まれば、40の水がタンク内にまだ残っています。そのため、給水は100ではなく、60で済み、40%の節水ができるという仕組みです。どのくらい節水ができるかは、商品によっても異なります。また、素材なども異なっているため、品質や性能をよく比較して選びましょう。


あまり安いリングを購入するとメッキ製で、タンク内でサビて変質して排水弁などを傷つけ、かえって水が止まらなくなるトラブルも実際に生じています。水でサビにくいオールステンレス製など、評判のいいメーカーのリングを選ぶのがおすすめです。


水洗トイレ節水器ロスカットと節水のバランス


DIYでトイレの水を節約したい方に人気を集めているのが、水洗トイレ節水器ロスカットというグッズです。ホテルや飲食店などプロも使っている節水効果が高く、信頼性も高いアイテムです。排水弁に取り付けて流れ出る水の量を減少させる仕組みで、メーカーの試算によれば、4人家族で年間あたり、54㎥の節水ができます。東京都の水道代で、水洗トイレ節水器ロスカットを使用しないケースと比較すると、年間で20,754円の節約が可能できます。2年で4万円、3年で6万円と節約できれば、かなりお得です。


もっとも、トイレは必要を超えて節水すると、流れているように思えても、排水管の途中で汚物やトイレットペーパーなどが流れきれずに堆積していく恐れがあります。ある日突然、つまってトイレが使えなくなるリスクもありますので、節水のし過ぎには気を付けましょう。


トイレの節水対策によるトラブルでお困りなら


かごしま水道職人は鹿児島市、枕崎市、出水市、垂水市など鹿児島県で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレの節水対策のし過ぎによるトイレのつまりや水漏れをはじめ、浴室や洗面所、キッチンでの水漏れやつまりでお困りの際には、ぜひ気軽にかごしま水道職人にお問い合わせください。



監修者

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主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。

鹿児島のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「かごしま水道職人(鹿児島水道職人)」

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