洗濯機周りに水たまり！水漏れのサインを見つけたら

洗濯をしていたら、いつもと同じことをしているだけなのに洗濯機下部に水たまりができているような…と感じたことはありませんか？それは洗濯機の水漏れサインです。下部だけではなく、洗濯機はほかの部分も水漏れサインが分かりやすい家電です。水回りの中でも水漏れ被害が大きくなりがちな洗濯機。水漏れサインを見逃さず、早いうちに対処してしまいましょう。

この状態は水漏れの初期症状

洗濯機で水漏れのサインを出しやすい場所をチェックしましょう。水漏れをしていなくても、思い立ったときに見てみるのもおすすめです。

1.蛇口や給水ホース周辺

蛇口と給水ホースを使って洗濯機に水を入れるわけですが、この2つの接続部分からポタポタと水が垂れている気配はありませんか？もし水が垂れている、蛇口を閉めているのに濡れている状態なら、軽い水漏れが起きています。考えられる原因は、蛇口内部のゴムパッキンの経年劣化や、蛇口のハンドル下にあるナットのゆるみです。また、蛇口と給水ホースを繋ぐニップルという部品がゆるんでいることもあります。

2.排水ホース周辺

洗濯機の下部や防水パンの中に水漏れが起きているようなら、排水ホース部分に問題が出ていると考えられます。排水ホースが劣化して破損を起こしていたり、延長ホースとの接続部分にゆるみが生じていませんか？放っておくと洗濯排水が大量に溢れ出してしまうことがあります。

3.排水エルボ周辺

排水ホース（延長ホース）の先から排水溝へ水を流す排水エルボ付近からの水漏れなら、排水ホースの内部か排水溝が詰まっている可能性があります。詰まりが原因で排水が流れず、溢れてしまう状況です。

洗濯は思った以上にゴミが出るため、掃除を怠っていると詰まってしまいがちです。大抵は排水時の勢いで流れていくのですが、あまり頻繁に洗濯をしない環境だと洗濯機内部にゴミが残りやすく、次の洗濯時にも排水しきれないことがあります。また、外置きの洗濯機は排水溝に外部のゴミ（落ち葉や土、飛んで来たゴミなど）がたまりやすい環境ですから気をつけてください。

自分でもできる洗濯機の水漏れ対処方法

初期段階の水漏れのサインに気づいたら、早めの対処を心がけましょう。放置しておいても自然に改善することはまずありません。

1.蛇口や給水ホース関連の水漏れ

蛇口内部のゴムパッキンが劣化しているのなら新品に交換します。蛇口を分解する必要がありますが、そこまで大がかりな作業にはなりません。慣れていないから怖いという場合には、水道修理業者への依頼もおすすめです。

蛇口のハンドル下のナットやニップルがゆるんでいるのなら、レンチのような工具で締めれば完了です。工具がないから締められないというのであれば水道修理業者を呼んでも問題ないのですが、家に工具があると、それなりに役に立つシーンも多いものです。最近はお手軽価格で使用頻度の高い工具セットが売られているので、そちらを1セット常備しておくのも良い方法です。

2.排水ホース周辺の水漏れ

排水ホースの劣化や破損による水漏れなら、ゴムパッキンのように新品と交換すれば対処完了です。新品の排水ホースではなく、補修剤や防水テープで対処する人もいます。延長ホースとの接続部分のゆるみなら、1度外して付け直すと良いでしょう。外したとき、内部を軽く掃除すると詰まり防止にも役立ちます。念のため、上からビニールテープや防水テープを巻き付けると、今後ゆるみにくくなります。

3.排水エルボ周辺の水漏れ

排水エルボ周辺の水漏れは、ほとんどが延長ホースや排水溝の詰まりによって溢れている状態です。排水エルボを外し、延長ホースと排水溝を掃除しましょう。外置きの洗濯機は排水溝に多くのゴミが詰まります。

とくに台風のような悪天候の直後は非常に多い状態になっています。外置きは水漏れが起きても被害は少なくて済むというメリットがありますが、かといって溢れるのが良いこととは言えません。また、詰まりが原因で逆流し、洗濯機内部まで排水が上がってきてしまうこともあります。詰まりを感じたら掃除を心がけましょう。

洗濯機本体から水漏れしている可能性

どの原因も思い当たらない、でも水漏れはしている様子…という状況なら、洗濯機の底に穴が空いているかもしれません。破損や老朽化を考えると有り得る状況です。洗濯機本体の破損は自分で対処することが難しいため、メーカーに修理依頼を出したほうが良いでしょう。また、長い年月使っている洗濯機なら、買い換えの検討もおすすめです。

洗濯機の水漏れに迅速対処！プロの水道修理業者のご用命を

かごしま水道職人は、鹿児島市、鹿屋市、霧島市、曽於市、伊佐市、姶良郡湧水町をはじめとした鹿児島県内の広域で出張対応可能な水道修理業者です。洗濯機の水漏れをはじめとした水回りのトラブルを迅速に解決しにお伺いします。24時間365日受付、年中無休で現場へ出張いたします。地域密着、明瞭料金やスピーディーな対応、質の高い技術の提供で、皆様に安心してご依頼頂けます。

監修者

主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。