台所のシンク下が水漏れしたときの対処方法とは？

台所の水漏れに気付いたらどうすればいいのか困ってしまいます。ポタポタと漏れている程度から、噴き出すほど水が漏れる程度まで水漏れの状態はさまざまで、修理が必要な場合がありますが、状況によっては自分で簡単に直せる可能性もあるのです。今回は、台所の排水口やシンク下が水漏れを起こしているときの対処方法について解説します。

キッチンが水漏れしているときの応急処置

水漏れして水が出続けてしまうと水道代もかかってしまいますし、階下に水漏れする二次被害も心配です。水漏れ原因の把握や修理には時間がかかることもありますので、先に応急処置をしてください。

・止水栓を閉める

まずは水が出るのをストップさせるため、止水栓を閉めておきましょう。キッチンの止水栓は、シンク下にあることが多いので確認してみてください。時計回りにハンドルを回すと水を止められます。

・水漏れ場所にある物を避難させる

シンク下や床が水で濡れた状態のまま放置すると、黒カビの発生や腐食の恐れがあります。シンク下に収納している食品やキッチン用品なども濡れないようにすべて外に出しておきます。水漏れしている場所はタオルでしっかり拭いて、水漏れが直るまでは新聞紙、ビニールシートなどを敷いておきましょう。

・賃貸の場合

賃貸マンションやアパートの場合は、すぐに管理会社に連絡を入れる必要があります。修理代に関しては、建物の老朽化や施工不良が原因である場合は管理会社の負担になりますが、自分に損失がある場合は自己負担になります。階下に水漏れしてしまうと賠償責任が発生することも考えられますので、水漏れ被害が階下にまでいかないようご注意ください。

・戸建ての場合

戸建ての場合でも、2階以上で水漏れが起きている場合は階下に影響してしまう可能性があります。大規模な修繕になってしまうので、水漏れは早く対処しましょう。

水漏れしている場所を把握する

応急処置ができたら、水漏れが起きている場所がどこかを確認します。台所の水漏れが発生する場所は、シンク下や蛇口に多くみられます。

・台所のシンク下から水漏れしている

シンク下での水漏れは、排水パイプの接続部分に原因があることが多いです。台所のシンクと排水トラップとのつなぎ目が緩んでいたり、部品が劣化していたりすると水漏れが発生する可能性があります。

・台所の蛇口から水漏れしている

蛇口の水漏れは、蛇口の内部にある部品が劣化することで起きやすいです。10年ほど使っているなら部品を交換するだけで水漏れが直る可能性があります。

シンク下の水漏れを自分で修理する方法

シンク下の水漏れは、部品の交換か緩みを閉めることで解決できることがあります。

・ナット緩みを直す

シンク下にある排水トラップの接続部分などを確認して、ナットが緩んでいたら、閉め直してみてください。

・ゴムパッキンを交換する

ナットがしっかり閉まっているのにまだポタポタと水漏れしている場合は、ゴムパッキンの劣化が考えられます。排水トラップを取り外し、ゴムパッキンを交換します。台所用排水口のパッキンはホームセンターでも購入できます。自宅で取り外したパッキンを持参すると、同じサイズのゴムパッキンを探すときに見つけやすいです。

・排水管の詰まりを解消する

排水管の付け根部分から水が逆流しているようなら、排水管内で詰まりが発生していることが考えられます。排水管の詰まりはパイプクリーナーを使うと簡単に解消できます。ただし、排水管に異物が詰まっている場合はパイプクリーナーでは解消できません。原因が分からないときは、業者に依頼したほうが安心です。

蛇口の水漏れを自分で修理する方法

蛇口の水漏れの原因が部品の劣化、または接続部分の緩みであれば自分で簡単に直せます。

・蛇口のタイプを確認する

台所で使われる蛇口は、主に「シングルレバー混合水栓」と「ハンドル混合水栓」です。部品はホームセンターで購入できるので、工具がそろっていれば自分で修理が可能です。メーカーによって蛇口の取り外し方や部品が違うので、しっかり確認してから作業をするようにしてください。

キッチンの水漏れが直らない場合はかごしま水道職人へ

水漏れの対処方法を試しても直らない場合は、部品の劣化やナット緩みなどではなく、排水管や水道管のトラブルが起きていることも考えられます。水漏れが直らないときは修理、交換は専門業者に依頼することをおすすめします。

かごしま水道職人は、鹿児島市をはじめ、霧島市、鹿屋市、薩摩川内市、曽於市、南九州市など鹿児島県のすべてのエリアで水回りのトラブルに対応している業者です。キッチンの水漏れ、詰まりでお困りの際には、かごしま水道職人までお電話ください。プロのスタッフがお客様のところへスピーディーに駆け付けて対処します。キッチンのほか、トイレ、お風呂などの気になる点は何でもご相談ください。

監修者

主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。