気付いたら汚れている洗面所の掃除にはこれがおすすめ！

小まめな掃除をしていても、せっけんカスや水垢で洗面ボウルの隅が汚れていて黒ずみを起こしていませんか？

家族が多くなれば、使用頻度もあがりますから、汚れがつきやすくなってしまいます。

黒ずみや水垢は放っておく時間が長くなればなるほど、元のようにきれいな状態に戻すことはできません。

今回は、手間のかからない洗面台の掃除方法のご紹介です。

洗面台のどこを掃除する？

洗面台と一口にいっても、掃除をする箇所はいくつかあります。

洗面ボウル、蛇口、排水口、壁の4箇所は、週に一度は掃除するのがおすすめです。

掃除をする際は、洗面化粧台にコンセントがついているタイプの場合、水が入ってしまうのを防ぐためにテープやビニールなどでガードしておきましょう。

また、掃除を行うときは、上から下へが基本となります。

最初に壁や化粧台の上部、鏡、蛇口、洗面ボウル、排水口という順番で掃除をしていきましょう。

洗面ボウルの水垢や黒ずみが気になるときは

洗面台の中でも洗面ボウルは一番汚れる箇所でもあります。

黒ずみや水垢がつきやすく、放っておくと落ちにくくなってしまうので、定期的に掃除をすることが大切です。

・メラミンスポンジをフル活用

市販のメラミンスポンジは、洗面ボウルの水垢や黒ずみを落とすのにとても便利です。

メラミンスポンジに水を含ませ、こするだけで汚れを落とせるので、洗剤を使う必要がありません。

また、洗面ボウル以外にも蛇口や鏡などにも使えるため、掃除用に1つ用意しておくといいでしょう。

メラミンスポンジは、ホームセンターや100円ショップにも置かれていることがありますので、ぜひチェックしてみてください。

・クエン酸や重曹を使ってもOK

洗面ボウルの掃除には、重曹やクエン酸を使ってもOKです。

黒ずんでいる部分には重曹を、カビや水垢が気になる部分にはクエン酸が効果を発揮してくれます。

空のスプレー容器に、水100ml、クエン酸を小さじ2分の1杯入れ溶かしましょう。

洗面ボウル全体にクエン酸をスプレーして、10分ほど放置してからスポンジなどでこすると水垢を落とすことが可能です。

排水口や蛇口の周りは使わなくなった歯ブラシでこすってあげましょう。

一通り、洗面ボウルの掃除が終わったら、マイクロ繊維のタオルや乾いた布を使い、水分を拭き取ってください。

もし、汚れが落ちていないようであれば、再度クエン酸スプレーをして、キッチンペーパーなどでパックします。

放置時間を長めにしたり、クエン酸の濃度を濃くしたりしながら、洗面ボウルの汚れを落としていきましょう。

洗面台の排水口の掃除方法

洗面台の排水口には、髪の毛やゴミなどを受け止める役割があるヘアキャッチャーがあります。

ヘアキャッチャーは、小まめに掃除をしていかないと水が流れにくくなるのはもちろん、カビや雑菌の繁殖につながります。

スポンジなどで週に1回は、直接汚れを落とすようにしていきましょう。

ただ、ぬめりやカビが発生している部分はあまり触りたくはない部分ですので、このような時は、スポンジではなく塩素系の漂白剤がおすすめです。

できれば濡れていない状態のときに、塩素系漂白剤をヘアキャッチャーに塗布します。

掃除をする20分～30分前に吹きかけておくといいでしょう。

時間がない時に排水口の掃除をする時にもおすすめですが、塩素系の漂白剤は臭いがありますので、換気がしっかりとできている状態で使用してください。

もし手元に塩素系の漂白剤がないときは、重曹とお酢で代用できるので用意しておくと便利です。

重曹にお酢を混ぜ、ペースト状になったものを気になる部分に塗布し、しばらく放置してから掃除を開始します。

洗面台に水垢や黒ずみを作らないために

使う頻度が高い洗面台は、毎日使うからこそ汚れに気付きにくくなっています。

汚れに気付いた時には、時間をかけて掃除をしなくてはいけなくなり、元のきれいな状態までに仕上げることが難しくなる可能性も出てきます。

毎日使う中でできる水垢や黒ずみを作らないようにする方法としておすすめなのが、拭き取りです。

洗面台を使い終わったら、洗面ボウル、蛇口、鏡、壁の4箇所を乾いている布や雑巾で拭き取るだけで各段に掃除の手間が省けます。

拭き取り作業にかかる時間は、かかったとしても1分程度ですので、これを機にぜひ習慣洗面台の拭き取り作業を習慣にしてみましょう。

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監修者

主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。