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水のコラム

台所つまりの解消法は?具体的な対応方法と予防策を解説

2022年05月29日 キッチン



突然の台所のつまりは、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。シンクが使えなくなるため、非常に不便です。


この記事では、台所がつまってしまった時の解消法や予防策を紹介します。簡単にできるものばかりなので、ぜひチャレンジしてみてください。



台所の排水口はどんな仕組み?


台所の排水口はいくつかのパーツで成り立っています。排水口の一番上にあるのが、ゴミ受けカゴです。排水に混じって流れてきた食べカスやゴミを受け止める役割があります。


ここで受け止められなかったゴミは排水口の中に流れていき、ゴミ受けカゴを取ってみるとその下に排水トラップと呼ばれる装置がセットされています。


排水トラップは、排水管の中を流れる嫌なニオイをシャットダウンする働きがあります。その秘密は、排水トラップの中に溜まっている水にあります。この水の名前は、封水と言います。


封水は、流水する度に古い水を押し流し、下水からの嫌なニオイや害虫の侵入を防いでいるのです。排水トラップが破損してしまったら封水が溜まらず、悪臭の原因になってしまいます。


加えて、排水トラップの下にあるのが排水管です。排水トラップは、台所のシンク内で排水ホースと繋がって排水管へと流れていきます。排水管を通った水は、最終的には下水へ行くというわけです。


なぜつまる?台所つまりの原因


台所の水が流れなくなってしまうのはなぜなのか、ここで台所つまりの原因を5つ紹介します。


油汚れ

油汚れは、台所つまりの大きな原因です。油は冷えると固まる性質を持ち、詰まりを引き起こします。大量の油を排水口に流すことはないかもしれませんが、少量の油であっても蓄積していくと、やがて大きな塊となり排水管を塞いでしまうのです。


洗剤・石鹸カス

台所で使用するハンドソープや食器用洗剤も、台所つまりの原因です。これら洗剤類は、完全に水に溶けることはありません。水に溶けなかった洗剤は、油と同じように徐々に排水管に蓄積されていきます。油と混ざり合うことで、頑固な汚れになることも。


食材カス・ヌメリ

食器を洗う際、水や洗剤と一緒に小さな食材カスも排水口に流れていきます。排水口にはゴミ受けが付いているため、大きな汚れはキャッチできますが、小さい食材カスは網目をくぐり抜けて排水管の中に流れてしまうのです。


それら食材カスが、排水管内に流れた他の汚れと混ざり合うことでつまりを引き起こします。また食材カスが入ったゴミ受けを放置すると生じるヌメリは、排水口つまりだけでなく悪臭のもとに。頻繁に変えるようにしてください。

固形物

ボトルのキャップや爪楊枝などをうっかり流すこともあるかもしれません。


他の汚れで排水管内が狭くなっている状態で固形物を流してしまった場合、つまりが生じてしまいます。


キッチンシンクの下にある排水管の奥まで流れてしまった場合は、自分で取り出すことは不可能です。専門業者を早めに呼んで対応してもらってください。


台所がつまったら?具体的な解決法を解説


ここでは、台所がつまった場合に試してみたい方法を紹介します。


軽いつまりに試したいのがタオルを使った解決法です。


用意するのは、使い古したタオル1枚のみ。まず、台所のシンクの受け皿を外して排水口が見える状態にします。排水口にタオルをつめて、排水口を塞いでいきましょう。


排水口にタオルを入れた後、シンク内に60度ほどのお湯を溜めていきます。お湯の量は、シンクの半分から8割ほど。タオルの隙間からお湯が流れてしまわないように注意してください。


お湯を溜め終わったら、タオルを勢いよく抜いて排水口内にお湯を流し込みます。水圧とお湯の力を使って、つまりの原因を流し込みましょう。つまりが解消されるまでこの過程を、3〜4回ほど繰り返してください。


これでも、解消できないときはラバーカップを使用することがおすすめです。


ラバーカップと聞くと、「トイレのポコポコする道具」という印象が強いかもしれません。


しかし、ラバーカップはこべりついた油汚れなどに効果的な道具。キッチン用にも用意しておくのがおすすめです。固形物を取ることはできません。


まず、排水口に全体を塞いでラバーカップをセットしてください。小さすぎると使えないので注意しましょう。


次に、シンクに水を溜めていきます。水の量は、ラバー部分が全て浸かるほどあれば十分です。ゆっくりとカップを下に押しつけて、一気に引き上げてください。


水圧を利用することでつまりを解消できます。大きく動かすことを意識してみてください。


ラバーカップが用意できない人には、ペットボトルを使った方法もおすすめです。

この方法は、固形物のつまりに効果的。


用意するものは、2リットルまたは、500mlのサイズのペットボトルだけです。まず、排水菅の口にペットボトルの口を差し込みます。


間を開けないように注意してください。きちんと排水管の口にはまったら、ペットボトルを何回かポコポコと押しつぶして、ペットボトル内に空気を送りこみます。


その後、ペットボトルを抜いてください。ペットボトルを差し込み、空気を送り込んで抜くという過程を何回か繰り返してください。簡単にできるものばかりなので、試してみてくださいね。


未然に防ぐ!台所つまりの予防法


排水口のつまりは日々の予防が欠かせません。そのためにできる予防策を紹介します。


1番簡単にできる予防法は、シンク内に熱湯をかけることです。

つまりの主な原因でもある油分は、排水管内で固まってしまうことで、つまりを引き起こします。


逆に言うと、配管内に油汚れを固まらせないようにすれば良いのです。毎日の洗い物が終わった後に、熱湯をかけることを習慣付けてください。


熱湯といっても、沸騰したての熱々のお湯は使わないでください。あまりにも熱いお湯を使うと、排水トラップやパイプに負担をかけてしまうことが考えられます。


60度以下のお湯を使うようにしてください。たったこれだけの作業で、つまりを防止するだけでなく排水口のヌメリや悪臭も予防できます。


洗剤いらずで経済的に予防できるので、試してみてはいかがでしょうか。また、パイプクリーナーを使ってつまりを予防することも効果的です。


これら洗剤類は、つまりがひどくなってから使用するのはあまり効果を発揮しません。


大きな効果を発揮するのは、つまり始める前です。普段のお手入れとして周期的に使用しておけば、つまりを予防できます。


加えて、油汚れをそのまま流さないことを心掛けましょう。排水口に流れる油汚れを減らすためにも、食器や鍋についた油はキッチンペーパーなどで拭き取ってから洗うようにしてください。


油の量が多い時は、紙と一緒に油を牛乳パックに入れる、凝固剤で固めるなどして処理しましょう。


まとめ


ゴミ受けカゴ・排水トラップ・封水・排水ホース・排水管という多くのパーツから成り立っている排水口。排水口がつまった場合、深刻なつまりでなければ自分で対処できます。


まずは、タオルやペットボトルなど身近な道具を使って対処していましょう。それでも難しい場合は、水道業者を呼んでください。また常に清潔なシンクを保つことは、つまりの予防になります。


洗い物が終わった後にシンク内にお湯をかけて油を流す、油汚れを拭き取る習慣を取り入れていきましょう。



監修者

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主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。

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