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水のコラム

台所の排水管はどのような構造になっている?つまり解消法も解説!

2022年01月20日 つまりのトラブル



目に見えない台所の排水管ですが、どのような構造になっているかご存じでしょうか。


食べ物を調理する場所なのに、嫌な臭いが漂っていては楽しいお料理も台無しです。台所は常に清潔に、掃除にも気を配りたいものです。


この記事では排水管の構造について詳しくお伝えします。構造を知っておくことで、日々のお手入れに役立つだけでなく、つまりが発生した際にご自身で応急処置がしやすくなるので、ぜひチェックしてみてくださいね。



台所の排水管はどのような構造になっている?


毎日使う台所はいつも清潔に保っていたいものです。しかし、掃除をするにもついつい後回しになってしまう場所のひとつが排水管ではないでしょうか。まずはそんな排水管の構造を知ることから始めましょう。


ほとんどの家庭の台所の排水管は、次の3つの構造から成り立っています。

・排水バスケット

・排水トラップ

・排水ホース

ひとつずつ見てみましょう。


■排水バスケット

排水バスケットの大きな役割は、野菜くずや食べ残しなどのゴミが排水溝に流れないように受け止めることです。シンクから流れてきたゴミがそのまま排水溝へと入り込んでしまうと、悪臭や害虫が発生する要因となります。


また、ゴミは雑菌が繁殖する元となり、やがてつまりを引き起こす原因となってしまいます。このようにゴミが排水溝に流れてしまうことは、できる限り防がなければなりません。


そのため、排水バスケットの設置はとても大切です。バスケットの形状は家庭によって、浅型、深型、細型の3タイプがあります。


■排水トラップ

排水トラップの役割は、下水から上がってくる悪臭を抑えることや、害虫の侵入を防ぐことです。


排水トラップにも形状の違ったものがありますが、最も一般的な台所の排水トラップはワントラップと呼ばれるタイプのものです。お椀を逆さまにした形の部品で排水溝にかぶさるように、いわばふたのような構造といえるでしょう。


排水トラップは排水バスケットの下に設置されています。排水トラップの内部には水封と呼ばれる水が常に溜まっています。シンクからの水が排水トラップの中に入ってくると、古い水と一緒に悪臭や害虫を下水に押し流す仕組みになっています。


この水封が常に溜まっていることが、悪臭や害虫の侵入を防ぐ重要なカギとなるのです。


■排水ホース

排水ホースは、排水トラップとつながり、シンクからの水を下水道へ排水する役割を持ちます。家庭用としては主に、ネジ式排水ホースと差込式排水ホースの2種類が使われています。


また主に飲食店などの業務用としてY字型排水ホースがあります。気をつけなければならないことは、いずれの排水ホースもビニール素材のため経年劣化が起こるということです。


排水口の悪臭やつまりが日常の掃除では改善できない状況が続いたら、経年劣化が原因かもしれません。排水ホースを交換することで改善できる場合があるので、交換を検討してみるのもよいでしょう。


台所の水の流れが悪い時に考えられる原因


台所を使用していて水の流れが悪いと感じたら、まず排水バスケットや排水トラップを確認してみましょう。ゴミや汚れが溜まっていないか、チェックしてみてください。


ゴミや汚れが溜まっていることが原因であれば、取り除いて掃除をすることで流れはよくなります。排水バスケットにゴミが溜まると、目が詰まって水が流れなくなってしまうので、こまめに取り除くことが大切です。


台所を使う度に、排水バスケットのゴミも処理することを習慣にしましょう。排水バスケットの目に汚れが詰まっていたら、古い歯ブラシなどを使って汚れを落としましょう。また、排水トラップの内部にもゴミは入り込むので、チェックが必要です。


排水トラップのお椀型の部品は、内側に汚れが蓄積されてしまうため、掃除を怠ってしまうとヌメリ汚れとなり、ひどい場合はヘドロ状になって水の流れを悪くします。定期的に排水トラップを取り外して内部を掃除することも忘れないようにしなければなりません。


排水バスケットや排水トラップを掃除しても水の流れがよくならないようであれば、排水トラップの先の排水管の奥がつまっている可能性があります。


排水管の構造は縦向きに設置されている場合と、横向きに設置されている場合があります。縦向きの場合は、途中で流れが弱まることは考えにくいので、よほどのことがない限り、異物が途中でつまることはないでしょう。


横向きの場合は、勾配がつけられた配管を経由して下水道へと流れて行くので、途中で水の流れが弱くなってしまうと、ゴミや汚れなどの固形物が堆積してしまいます。その結果、つまりが起こってしまうのです。そのため、縦向きの配管より横向きの配管の方がつまりやすい構造と言わざるを得ません。


台所のつまりを解消する方法


台所のシンクでつまりが起きてしまった場合の解消法について見ていきましょう。排水管の経年劣化や勾配の問題でつまりが起きている場合は専門業者に依頼しなければなりません。修理や交換をしてもらう必要があります。


また、通常のお手入れでは届かないような排水管の奥に原因がある場合も同様です。自分で対処してみて改善されない場合は、状態が悪化する前に専門業者に連絡しましょう。


つまりを解消するためにまずは、排水バスケットと排水トラップを取り外して、キレイにゴミや汚れを取り除き洗浄します。水の流れが悪い程度の場合はパイプ洗浄剤を使ってみるとよいでしょう。


排水管内のヘドロ状になったヌメリや汚れを手軽に除去できます。ヘドロ状のヌメリが堆積しているのが原因であれば、除去することで水の流れは改善できるでしょう。悪臭も防いでくれるので、定期的な掃除としてパイプ洗浄剤を使用することをおすすめします。排水管のつまりを起こす前に、常にキレイに保つことを心がけましょう。


また、ラバーカップや真空式パイプクリーナーを、家庭にひとつ常備しておくのもいざという時の備えになります。つまりを吸引することで解消するものですが、あくまで軽度のつまりの際に活用するものと考えておきましょう。


重度のつまりや異物が原因の場合はやはりプロ仕様のローポンプなどが必要となります。ワイヤーブラシを使って排水管を掃除することも、つまりの改善には期待できます。ワイヤーブラシで届く範囲であればしっかりと汚れを掻き出すことができるので、ぜひ取り入れてみてください。


ちなみに、ワイヤーブラシをより強力にしたものに「トーラー」と呼ばれるものがあります。重度な症状の際によく使用されます。


以上のような対処を試みた上で解消されない場合は、専門業者に依頼して高圧洗浄機で排水管を洗浄してもらう必要があります。家庭用の高圧洗浄機でも、専用ノズルを使えば洗浄することは可能ですが、注意しなければなりません。


配管の構造をよく理解しないまま使用すると、ノズルが届かない、もしくは無理に入れたために抜けないなどのトラブルになることが考えられます。高圧洗浄機で洗浄をするならば、安全にしっかりと洗浄するためにも、専門業者に依頼することをおすすめします。


まとめ


食べ物を扱う台所を清潔に保つためには、こまめな掃除は欠かせません。排水管にゴミを流さないことの重要さも理解いただけたかと思います。ゴミを極力排水管に流さない、くれぐれもこの点に注意しましょう。


少しの心がけでトラブルを防ぐことは可能です。もし水の流れが悪くなった時には、放置せず迅速に対処することが大切です。原因と解消法を心得ておけば、慌てずに済みます。


また、いざという時のために、信頼できる専門業者を見つけておくのも、安心につながるでしょう。



監修者

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主任

宮里 勇一

《略歴》

2017年株式会社N-Visionに入社し弊社指定の社内研修受け、高い技術力と知識を得る。
現在年間約600件の現場で緊急トラブルの対応を行う緊急メンテナンスのプロフェッショナルです。
様々な現場を対応した経験を活かしコラムでは水回りのトラブルの時に家庭でできる対処法やアドバイスなどをお伝え致します。

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